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| 2005年 第56回 全日本学生選手権 |
男子団体 (詳細)
優勝 日本体育大学 (4年連続13度目)
準優勝 日本大学
三位 近畿大学、中央大学
青学結果
<1回戦>
青山学院大学 3-0 崇城大学
山中 2(15-3 15-9)0 八重倉
青山 2(15-3 15-5)0 西田
柴原・松本 2(13-15 15-5 15-12)1 八重倉・西田
1回戦は3−0で勝ったが、全体的にスロースタートで前半リードされていた。
中盤からは足も動き出し、自分達のペースで試合を運んでいった。
ゲームの初めから自分達のペースでできるように、アップや気持ちを試合に向けて、
良い状態にもって行くことが必要だと感じた。プレー面でも相手に合わせてしまう場面が多々あったので、
改善しなければトーナメントを勝ち進む事は難しい。これからの課題だ。 (今西健二)
<2回戦>
青山学院大学 3-1 筑波大学
山中 0(11-15 8-15)2 山浦
青山 2(15-12 15-3)0 宮崎
柴原・松本 2(15-13 14-17 15-9)1 西浦・山浦
今西・秋武 2(15-7 15-12)0 宮崎・田澤
2回戦はリーグ戦で敗れた筑波大との対戦。第1単・山中は終始、筑波・山浦に攻められペースを掴めず。
低いロブを攻め込まれたラリーが多かった。
第2単の青山は気迫あるプレーで宮崎を2-0で抑えた。リーグ戦・入替戦共に安定したプレーを見せている。
これからが楽しみである。
第1複の柴原・松本は宿敵の山浦・西浦と対戦。その間に第2複の今西・秋武が宮崎・田澤を下す。
柴原・松本はファイナルの接戦を制して、勝ち星を挙げた。 (今西健二)
筑波はエース西浦が故障、初戦の同志社戦から複に専念するも、柴原・松本の気迫が上回った。
この日の柴原・松本は序盤から集中、接戦を抜け出し先制。第2ゲームは手痛い逆転負けを喫するも、
ファイナルは速いタッチで攻撃の主導権を握り、最後までリードを保った。
近年補強の途切れている筑波は、実力派の4年生3人がフル回転でチームを支えるも、名門復活はならず。
<3回戦>
青山学院大学 1-3 近畿大学
山中 0(15-17 11-15)2 銭谷
青山 2(14-17 15-8 15-5)1 庄
柴原・松本 0(14-17 12-15)2 大滝・山口
今西・秋武 0(9-15 12-15)2 佐海・梅林
青山学院大学 8強(4年ぶり)
準々決勝では第2複の青山が近大の庄を倒してポイントを挙げたものの、あと二つがとれずに1−3で敗退。
落とした3ポイント全てセティング等で、あと一歩というところ。多少の手応えはあったものの、その先一歩を
詰めなくては上には行けないし、それが今のチームに足りない点だった。チャンスを掴めなかった試合だった。
よかった点、反省する点、課題が見つかった試合だった。やはり勝たなくては、負けは負け。
反省点を改善して個人戦、また今後の練習に励み、結果の出せる試合をできるようにがんばりたい。
来年もメンバーは全員残るので、より上を目指して頑張りたいと思います。
今後とも応援宜しくお願いいたします。 (今西健二)
一寸木女子監督評をこちらに掲載しました。
宿敵筑波を下して勢いのある青学と、先を見る余り隙のあった近大とで、予想を遥かに上回る大激戦。。
青学は3−0のストレート勝ちも充分に可能な大チャンスも、勝負どころでトップチーム近大の強さがでた。
トップ山中は近大エースの一人、銭谷と激戦。早いテンポのラリーからネットに切り、甘いリターンに
スマッシュを叩き込んだ。主導権は山中、終盤までリードを奪うも、「いけると思ってしまった」と、
14-12から手痛い逆転負け。勝負どころで丁寧につないだ銭谷と、攻め急ぎミスが出た山中の差だった。
第2ゲームも終盤まで競り合うが突き放された。力は互角以上、あと一歩だ。
平行した青山も中国人留学生・庄と激戦。序盤、長身から打ちおろしてくる庄に対して、
正確なスマッシュレシーブと粘り強いコートカバーで青山の接戦。中盤まで競り合うが、庄の決定的なショットを
拾いまくる青山が徐々にリード。これでもかこれでもかと攻める庄だが、徐々に我慢しきれなくなる。
一旦庄の羽が甘くなれば、攻め立てるのは青山。スマッシュを次々に決めて、咆えた。最近の青山の進化だ。
ゲームポイントは青山が奪うも、庄が執念の逆転勝ち。青山は詰めが甘かった。
しかし第1ゲームの長い長いラリーは、第2ゲーム以降、庄の足とハートにボディーブローのように効き始める。
中盤以降は攻め手を緩めない青山が圧倒。殊勲の大金星を挙げ、満面の笑みでベンチに戻った。
柴原・松本も早いタッチのラリーで大接戦。長身からパワーで押してくる近大コンビも破壊力はあるものの、
手元でためてくる為、スピードは青学が上回った。見応えあるラリーの応酬も、第1ゲーム手痛い逆転負け。
柴原が何度もダイブして拾う執念をみせるも、ここぞの押しが一歩足りなかった。
今西・秋武は佐海の強力なスマッシュに苦戦しながらも、今西のスマッシュと秋武の巧みな前衛で接戦。
特に第2複は12-5と大きくリードを奪うが、そこから先が続かず、悔やまれる結果に。
宿敵・筑波に勝利、関西No.1の近大に大健闘、と実り多きインカレだった。来シーズンが楽しみだ。
準決勝・決勝
<準決勝>
日本体育大学 3-1 中央大学
遠藤 2(15-9 15-11)0 志賀
劉 1(15-11 13-15 6-15)2 井上
平田・黒瀬 2(13-15 15-13 15-9)1 天野・中山
橋本・山田 2(15-12 15-9)0 小町谷・佐藤
古財 1(15- 1 打ち切り)0 工藤
中大・井上が粘り強い丁寧な配球で劉の強打を封じ、大金星。
これで勢いに乗った中大は天野・中山が第1ゲームを先制。日体大は黒瀬のスマッシュミスが痛かった。
第2ゲームも中大がペースを握って攻め、13まで先行。波乱を予感させたが、日体大は平田がしっかりストップ。
中大は焦りからミスが出て、手痛い逆転負け。ファイナルは黒瀬のスマッシュと平田の前衛がかみ合った。
中大は昨年に続き、惜しくも4強に終わった。
日本大学 3-0 近畿大学
菊田 2(17-16 15-7)0 鈕
数野 2(15-9 15-10)0 銭谷
斉藤・佐伯 2(11-15 15-2 15-5)1 佐海・梅林
悲願の優勝を目指す両校の対決。近大はトップの中国人留学生・鈕とエース山口の第2複・第3単で勝負。
勝敗を決したのは日大の燻し銀・4年生の菊田。粘りに粘り、大激戦を演じる。際どいシーソーゲームを制して、
第1ゲームを先制。流れを掴んで、「奇跡が起きた」と漏らす、ストレート勝ちを収めた。
続く日大は次代のホープ数野が期待を裏切らぬ活躍。広いコートカバー、態勢を崩されながらもリストだけで
逆をつく見事なリターンで銭谷を崩し、一気に攻めに転じる。観客がどよめく見事なプレーの連続。
いずれも中盤から抜け出した。
斉藤・佐伯は第1ゲームこそ硬く落とすものの、第2ゲーム以降は本領を発揮、近大の足を止める配球で、
まったく寄せ付けなかった。近大は今年も3位に留まった。
<決勝>
日本体育大学 3-1 日本大学
劉 1(15-8 1-15 2-9棄権)2 岩脇
古財 2(12-15 15-8 15-7)1 数野
平田・黒瀬 2(10-15 15-7 15-10)1 斉藤・佐伯
橋本・山田 2(15-11 15-13)0 岩脇・土田
日本体育大学 4連続13回目の優勝
両校共にエールを行い、優勝への想いがぶつかった決勝。
トップの劉は岩脇の粘りの前に苦戦。第1ゲームこそ先制するものの、岩脇も粘り強いレシーブと、
鋭いカウンターで互角の展開。第2ゲームに入ると、準決勝の激戦、そしてこの試合での岩脇の粘りから、
劉が足をつる。得意の強打は影を潜め、ファイナルへ。出だしこそ復活するものの、すぐに足が悲鳴をあげる。
結局岩脇が9とリードで棄権。しかし、これは岩脇の粘りがもたらした結果、価値ある先制だった。
第2単では昨年に続き古財が活躍。第1ゲームは数野のカウンターに苦しみ落とすものの、
第2ゲーム以降は落ち着いて攻めた。しかし単で1本とれば、複に強みをもつ日大が有利と見られた。
ところがここから強いのが日体大。第1複の佐伯・斉藤-平田・黒瀬戦はどちらとも一歩も引かず、
ドライブ中心の速いラリーが続く。2ゲーム前半まで佐伯・斉藤がペースを握っていたものの、
平田の驚異的な前衛につかまり出すと流れが変わり、ファイナルへ。
その間に第2複の橋本・山田が岩脇・土田をストレートで破り優勝に王手をかける。その勢いも後押しして、
後半は平田・黒瀬が攻め込んでいった。佐伯・斉藤も上手く交わして攻撃するが、勝負所では力が入ったのか、
チャンス球を連続ミス。最後は日体大全員の大声援に後押しされ、ガンガン攻めて決めた。
平田のうまさ、黒瀬の力強さが光った試合だった。
第2複は実力的には岩脇・土田が上回っているように思われたが、日体大の1、2年ペア橋本・山田が
コートの中を駆け回り速い展開で岩脇・土田を崩していった。後衛からの速いタッチ、また角度・キレのある
ジャンプスマッシュで相手を翻弄した。日体大は昨年の複主力の4年生3人が抜けたにも関らず、
力のある日大ダブルス陣を切り崩した。
日大は4年生中心のチームであり、経験・実力ともに優位に見えたが、日体大が若い力で日大を押し切った。
劉のシングルスを落としたにも関わらず3−1で日大を下し、層の厚さ、実力を見せつけたインカレだった。
単複兼ねてる日大に対して一人一役の日体大。連戦のトーナメント戦という事も勝負に大きく影響した。
これで4年連続となった頂上対決は、またしても日体大に。今年の日大も充分強いチームだったが、
劉・平田・古財の代表メンバーが戻ってきた日体大には一歩及ばなかった。
若く強い日体大の黄金時代が続く。
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