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| 2005年 第56回 全日本学生選手権 |
女子団体 (詳細)
優勝 筑波大学 (初)
準優勝 早稲田大学
三位 日本体育大学、北海道浅井学園大学
青学結果
<1回戦>
青山学院大学 3-1 関西大学
林 1(11-9 9-11 8-11)2 坂下
服部 2(1-3 11- 0)0 白石
三輪・馬上 2(15-9 15-5)0 掃部・藤岡
佐野・神 2(15-5 15-4)0 白石・坂下
<2回戦>
青山学院大学 3-1 九州国際大学
馬上 2(11-3 11-0)0 田代
服部 1(9-11 11-4 6-11)2 山田
佐野・神 2(15-9 15-3)0 久野・横田
服部・林 (第1ゲーム途中打ち切り) 仲間・山口
神 2(11-9 11-2)0 久野
第2単の服部が九国大エース・山田のフェイントに足を止められ、敗れる。
相手に合わせる悪い癖がでた。さらに第2複が手こずる間に、第3複が始まる。
神が早々に勝負を決め、第2複は打ち切られるものの、隣の筑波に比べ、あまりに時間をかけ過ぎた。
<3回戦>
青山学院大学 1-3 筑波大学
服部 0(1-11 4-11)2 村松
神 0(10-13 5-11)2 脇田
服部・林 2(15-10 15-11)0 磯下・磯下
佐野・神 0(12-15 9-15)2 脇田・村松
青山学院大学 8強
今回が最後の団体戦だったので優勝したかったのですが、4年生は最後ということもあり、
体がかたくなっていました。しかし後輩達が自分のため、そしてみんなのために頑張ってくれたことは
嬉しいの一言に尽きます。今までこのメンバーでやってきて、色々な出来事がありました。
東日本大会優勝、リーグ準優勝など、少ない人数でよくやったと思います。このチームのキャプテンをやって
くることができたこと、そしてこのメンバーと一緒にプレーすることができて本当によかったです。
一生の宝物になると思います。今までこんな私についてきてくれたこと、皆にありがとうと言いたいです。
そしてご指導をして下さった一寸木監督をはじめ、OB、OGの方々、応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。
来年はぜひ、私たちのチームが成し遂げることのできなかった、インカレ団体優勝をして欲しいと思います。
まだ個人戦があるので、団体で負けた悔しさをぶつけられるように、
そして悔いの残らない試合をしたいと思います。引退するのにはまだ早いので全力で戦ってきます。
応援、よろしくお願いいたします (服部麻衣)
先刻、名古屋のインカレより戻って来ました。
ホットなところをご報告します。インカレ団体戦は、男女共にベスト8でした。
女子は筑波大に1−3で破れたものの、持てる力を発揮しての惜敗です。(筑波大は優勝するかも)
負け惜しみ的には、8強入りの九州国際大戦が接戦で終了。すぐの筑波戦で単複で活躍していた神に
疲れが見られ、頼みのエースダブルスのスピード感ある持ち味が削がれたのがちょっぴり残念でした。
少ない人数でフル回転、良く頑張ったと思います。
それ以上に頑張っていたのが男子。先のリーグ戦で完全優勝に墨を塗られた筑波大に3−1と完勝。
その余勢をかって関西の雄・近畿大とベスト4を賭けて対戦。
関東勢トップと戦っても唯一通用する強豪校と互角の戦いを展開しました。
とくに、シングルスの山中(1年)がエース・銭谷と大接戦を演ずるが惜敗。
リーグ戦に最優秀選手を取った青山(2年)はさらに素晴らしく、留学生で長身の庄と互角以上の戦い。
1ゲームこそ14−17と失うものの、2、3ゲームは持ち前の丁寧な配球で8本、5本と翻弄して感動ものの勝利。
2つダブルスは健闘、食い下がるものの近大に一歩届かず力尽きる結果となりました。
リーグ一部に昇格した自信がそうさせたのか、春、秋リーグの戦いのさらに上を行くプレーに、
来春の一部でのリーグ戦に期待を抱かせるベスト8でした。
敗れた悔しさを男女とも個人戦に向けて燃え尽きることを期待して名古屋を後にしました。
皆さんもご期待ください。 (一寸木女子監督 9/15付会員向け配信を転載させて頂きました)
九国大戦から僅かな休憩の後に始まった筑波戦。秋季リーグでは予想通りの布陣、
佐野・神が脇田・村松を圧倒、脇田の最終単に回すことなく勝利した。
それ以降、筑波は脇田・村松の単を上にもって来ている。この日も同様。
青学もエース佐野・神を第2複、第1複の服部・林、最終単の馬上で迎え撃つ、真っ向勝負となった。
トップ服部は村松の速さとクロススマッシュに完敗。第2複の神はスピードあるラリーで、ゲームをリード。
強敵・脇田と好ゲームを演じ、先にゲームポイントを握る。しかし徐々に調子を上げる脇谷逆転を許す。
第1複は、秋と同様の対戦。服部・林は詰めのミスが多く、よりそつなく粘り強くなった磯下姉妹に苦しむものの、
両ゲームとも終盤から抜け出し、まずは1ポイント。勝負のエース対決、第2複。脇田・村松は秋に比べ、
ぐっと攻撃リズムが良くなってきた。筑波の押しの強さに加え、沈めたドライブ、奥までの大きなリターンに、
青学は攻撃リズムをつかめない。中盤からは佐野・神が攻めあぐねてクリアーで逃げたところへ、
村松が強烈なスマッシュを連打、切り返してかわしに行った羽を、前で狙う脇田が押さえた。
筑波が一気にリードを奪う。これで終われない青学も、筑波の攻撃に対して前に出始め追撃。
連続得点で12オールと追いつくも、そこまで。第2ゲームも終盤追い上げるが届かなかった。
4年ぶりの王座奪還を目指して今大会に臨んだ青学だったが、今シーズン最も警戒していた筑波との
直接対決に敗れ、組合せの妙とは言え、実に8年ぶりに4強を逃す結果に終わった。
ベストの布陣で全選手が力を尽くし、エース対決に敗れた。力負けだ。ミニマムの戦力で戦う両校だったが、
初戦を3人で締めて主力を温存した筑波に対し、青学は勝負の筑波戦までの過程で手痛い失点が多かった。
最大の勝負所と、臨んだはずだが、受け入れ難い現実に、呆然と男子の試合を見つめる4年生の姿があった。
準決勝・決勝
<準決勝>
早稲田大学 3-1 北海道浅井学園大学
平山 2(11-1 11-3)0 河井
木村 2(11-2 11-4)0 岡崎
広岡・関谷 0(13-15 10-15)2 大田・西
清水・木村 2(15-10 15-10)0 河井・岡崎
第1シード山の大混戦を抜け出してきたのは、昨年青学と激戦を演じ、8強の浅井学園。
ダブルスで健闘するも、早大には力の差を見せられた。
筑波大学 3-1 日本体育大学
脇田 2(11-9 11-9)0 岩田
村松 2(11-9 11-4)0 橋本
磯下・磯下 0(12-15 11-15)2 小森・宇津
脇田・村松 2(15-8 15-2)0 松村・内藤
秋は岩田の活躍で日体大が勝利。筑波は波のある村松ではなく、脇田をトップに立て勝負をかけた。
実績は今ひとつながら岩田の力は大学トップクラス。スピードある脇田に対し、粘り強いラリーと
自在のカットで追いすがる。あと一歩届かず脇田の勝利。
続く村松も、第1ゲームの接戦をものにして、橋本を下す。これで筑波勝利は決定的。
東日本優勝の宇津・小森に対して、磯下・磯下は秋からさらに健闘。
堅いレシーブで日体大の連続攻撃をかわし、ミスを誘った。勝負所であと一つ欲しい。
第2複では脇田・村松が圧倒的な攻撃力で、日本代表バックアップメンバーの内藤と松村を一蹴。
<決勝>
筑波大学 3-1 早稲田大学
脇田 2(13-12 11-6)0 平山
村松 0(6-11 3-11)2 木村
磯下・磯下 2(15-8 15-4)0 広岡・関谷
脇田・村松 2(15- 4 15-3)0 清水・平山
筑波大学 初優勝
勝負とは分からないものだ。改めてそう感じる熱い試合だった。
チームとして、そして一人のプレーヤーとして、大学No.1を決める、そんな両校の想いが交錯した。
平行したシングルス、先に終わったのは第2単。村松有利と思われたが、木村が大金星。
ミスのない丁寧な配球で耐え、村松の集中力が切れるのを待った。対する村松は動きが鈍く、
甘い羽に飛びついてクロススマッシュで切りに行く、いつものプレーが見られなかった。
ミスも多く、木村の配球に振り回された。これで流れは大きく早稲田に傾く。
一方の第1単は熱戦。共にスピードに溢れる攻撃プレーヤー。海外での実績が多い日本代表平山は、
スマッシュから前に詰める速さが武器。一方の脇田は詰めたネットが特にうまい。
「代表遠征をキャンセルして覚悟ある平山が本命」、「脇田も力は充分、平山は大学では今ひとつ」
とあちこちで注目を集める。序盤の長い競り合いを抜け出したのは平山。存分に攻撃力を発揮。
対する脇田も互角のラリーを展開するが、詰めた先のスピンネットにミスが多かった。
平山が8-2と一気に抜け出す。ここから脇田のミスが減り、徐々に追い上げが始まる。
脇田の甘くなったネットをワイパーではたき込んだ平山に、オーバーネット。これで流れは加速
脇田が追いついて、勝負はセティングに。これで終わらない平山が先に12-10とゲームポイント。
まるで男子の試合のようなスマッシュネットの応酬。スマッシュから前に詰めた脇田のヘアピンが
ネットイン。さらにネット勝負で上回った脇田が一気に逆転して第1ゲームを先制。
第2ゲームはペースを掴んだ脇田が終始リード、頂上決戦を制した。
第1複では団体戦最大の波乱が起きる。早稲田の現トップダブルス、広岡・関谷が磯下・磯下に完敗。
予兆はあった。秋季リーグに続き、インカレでも青学・日体大と強豪と好ゲームを演じた磯・磯。
対する広岡・関谷は準決勝でも敗れるなど、今ひとつ。この試合でも磯・磯の堅いラリーに攻めあぐねた。
コンビネーションも今ひとつ、決まりそうでなかなか決めさせてもらえない展開に冷静さを失った。
磯・磯は基本に忠実、粘りのレシーブ。一旦攻めに転じれば、決してスピードはないものの、
逃げずに攻撃を維持し続ける姿勢が素晴らしかった。第1ゲームは徐々に離して、なんと14-2。
ここから早稲田の反攻を許してしまうが、何とか振り切る。第2ゲームは益々加速、
点を重ねるごとに会場のざわめきは大きくなる。男子の大声援に押される早稲田に対し、至って冷静な
筑波サイドも、快挙が迫るにつれ興奮を隠せない。会場の大きな拍手が磯下・磯下の快挙を称えた。
早稲田はここまで故障の金森に代わって清水とペアを組んできた木村に代え、平山・清水を第2複に。
しかしながらコンビネーションは今ひとつ、攻撃力ある脇田・村松に対して安易に上げてしまう。
前衛・後衛という点から見れば筑波の攻撃力は大学No.1。アタック練習の用に次々に羽を叩き込む。
第2ゲームに入ると平山の腰痛が悪化。何度もタイムを求めるが、ことごとく拒否された。
もはや早稲田はただ羽を返すのみ、手前にきたカットに平山が反応すらできず、勝負が決まった。
ロジカルバドミントンで他大学とは一線を画す名門・筑波。駒の揃った昨年は、
脇田の故障で棒に振ったものの、今季2部から昇格、一気に頂点へ駆け上がった。
春は早稲田、東日本を青学、秋は日体大、そして最後に筑波。四大会全ての勝者が入れ替わる
混戦の今シーズンを締め括ったのは青学が最も警戒してきた筑波だった。
脇田・村松が本領を発揮した事はもちろんだが、最後にチームとしての強さを見せた。
この優勝、MVPは間違いなく磯・磯だ。
優勝を決めた二人を淡々と迎えるベンチ、試合後屋外で黙々とダウンをこなす脇田。
団体優勝ははるか先を見据える脇田にとって、ほんの通過点に過ぎないのかもしれない。
脇田三冠なるか!
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