一部女子
第一戦 9月17日(土)
早稲田大 4 - 1 専修大 日体大 4 - 1 東海大 青学大 4 - 1 筑波大
金森裕子 2 11
11
- 8
3
0 鶴見麻衣 橋本麻衣子 2 11
11
- 6
6
0 加澤麻子 馬上愛実 0 4
7
- 11
11
2 村松瑞穂
木村咲絵 2 11
8
11
- 6
11
2
1 富永絢子 岩田新菜 2 9
11
11
- 11
1
9
1 藤原綾 服部麻衣 2 11
3
11
- 7
11
5
1 柴村美帆
広岡まり香
関谷真由
0 14
2
- 17
15
2 木村綾
梨木春花
宇津早也香
小森美希
2 15
17
- 5
15
0 藤原宏美
蛭間歩美
佐野志緒梨
神ゆかり
2 15
15
- 4
4
0 脇田侑
村松瑞穂
清水陽子
金森裕子
2 15
15
- 8
8
0 田中里実
田島朝美
内藤真実
松村咲希
2 15
15
- 7
12
0 春田衣麻
岡本望良
服部麻衣
林裕佳
2 15
15
- 7
11
0 磯下由貴子
磯下理恵子
永野陽子 2 8
11
11
11
0
0
1 井上まり 伊藤可奈 1 11
3
10
6
11
13
2 杉谷淳美 神ゆかり 2 11
11
- 1
1
0 松本真由美
初日、東日本王者の青学と、その青学が優勝の本命とみなす筑波が激突。
佐野・神が脇田・村松とのエース対決を、驚異的な強さで制して青学を勝利に導いた。

「初日で、ましてや優勝候補の筑波相手とあって、かなりきついと思っていた。
 勝因は、特に第1複が期待通りの活躍で、それにみんながついて行った事に尽きる。
 青学は全員バドミントンの勝利。」 (一寸木女子監督)

「第一単の馬上は、筑波大が昨年1部にいた時、トップシングルで対戦した村松と2度目の戦いでした。
 前回はファイナルで負けていましたが、手応えを感じた試合でした。今回も一段と成長した馬上に期待をしていましたが、
 村松はなかなか点数をとらせてはくれませんでした。
 村松は東日本大会で準優勝をはたしているだけあって、ミスのないプレーと脚力は飛びぬけています。負けてはしまいましたが、
 今日の初戦で馬上が何かしら感じ取って、明日は自分のもっている力以上のものを発揮してくれることを期待しています。
 第二単の私は、東日本のベスト8決めで神が対戦柴村との対戦。私自身最後のリーグ戦であり、
 全力で向かって行くと心に決めていました。しかし、初戦でもあり、主将として勝たなければ、相手は1年生だから負けたくないなど、
 色々な気持ちから緊張してしまい、体がうまく動きませんでした。私は焦ると自分からミスをしてしまうので、
 「ゆっくり!頑張れ!」という、チームの応援に押され、ファイナルで勝つことができました。
 第一複の佐野・神は、東日本単優勝・準優勝のペア、脇田、村松との対戦でした。球をあげず、速いプレ-だったので、
 全くといっていいほど打たれず、攻撃的なダブルスを展開しました。強いだろうなと思っていたペアが相手でしたが、
 佐野・神の方に勢いがあり、佐野・神は本当に強かった!絶対的なポイント源の2人に今後も期待しています。
 第二複の私達は、「これに勝てば筑波に勝てる、2人で球を簡単にあげず、自分達のプレイをしよう」と話してコートに入りました。
 磯下姉妹は、レシーブがしっかりしているので、ボディーやセンターを狙って攻めてました。私達はのると良かったのですが、
 点数が連続でとられると焦って単調になり、自分達のミスが目立ってしまいました。
 勝利こそすれど、今日の試合は反省すべき点が沢山あり、次の試合で改善したいと思う。
 第三単の神は、メンバーチェンジした脇田に代わり松本と対戦。こちらも去年対戦したことのある選手だったので、
 神は危なげなく、のびのびとした試合が展開できました。相手は左利きであったが、しっかりバック側を考えて攻め、
 甘くなったら攻撃するパターンで、1本と1本の勝利。 
 (メンバーチェンジ:リーグ戦ではチーム勝敗決定後の試合は、選手変更可能)
 筑波との対戦は危ういと囁かれていましたが、初戦突破したのも、試合する側、応援する側が
 一致団結できたからではないかと思います。
 これから試合はまだまだ続くので、選手は体調をしっかり管理して、頑張って行きたいとおもいます。
 応援にきてくださったOBの方々ありがとうございました。明日からも応援をよろしくお願い致します。」 (服部麻衣)

青学-筑波の対戦は一寸木監督予想どおり、真っ向勝負のオーダー。
トップ馬上は随所で良いプレーを見せるが、スピードがあり正確なプレーの村松に翻弄され、後半は自滅。
続く服部は第1ゲームを奪うが、後半から粘り始めた柴村に対して、第2ゲームはミスを連発。嫌なムードが漂う。
ファイナルは立ち直り、クレバーな配球と得意のカットで振り切った。
第1複は両ゲームとも出だしから佐野・神が圧倒。サービスからの3本目を完全に押さえ込み、主導権を握る。
ラリーでも次々と前に飛び込み、筑波に攻撃を許さない。面白いように佐野・神の攻撃がコートに突き刺さる。
これぞ青学という超攻撃ダブルスを展開した佐野・神の完勝だった。「うまく行き過ぎた」と佐野。
これで勝負は決定、後は服部・林が苦戦しながらも仕上げ、青学は最大の難関を突破、大きな一歩を踏み出した。

早稲田は広岡・関谷が専修の木村・梨木に敗退。第1ゲームは競り合うが、広岡が前、関谷が後という早大の攻撃型を、
上手い配球で封じた専大が光った。第2ゲームは早大の糸が切れる。
日体大に挑んだ東海大は、藤原が岩田にファイナル、杉谷が伊藤に勝利、また他の試合でも健闘。

第二戦 9月18日(日)
早稲田大 3 - 2 筑波大 日体大 4 - 1 専修大 青学大 5 - 0 東海大
木村咲絵 0 8
4
- 11
11
2 脇田侑 伊藤可奈 2 11
11
- 8
1
0 木村綾 馬上愛実 2 11
11
- 2
6
0 杉谷淳美
金森裕子 2 13
11
- 10
8
0 村松瑞穂 橋本麻衣子 2 11
11
- 1
4
0 井上まり 服部麻衣 2 11
11
- 3
5
0 藤原綾
広岡まり香
関谷真由
2 15
11
15
- 2
15
13
1 磯下由貴子
磯下理恵子
宇津早也香
小森美希
2 10
15
15
- 15
13
10
1 木村綾
梨木春花
佐野志緒梨
神ゆかり
2 15
15
- 1
8
0 春田衣麻
岡本望良
清水陽子
金森裕子
0 2
12
- 15
15
2 脇田侑
村松瑞穂
小椋しのぶ
浅原さゆり
1 13
15
11
- 15
2
15
2 田中里実
田島朝美
三輪紗弥香
馬上愛実
2 15
10
15
- 5
15
11
1 杉谷淳美
蔵本麻子
関谷真由 2 11
11
- 2
3
0 柴村美帆 垣岩真未 2 4
11
11
- 11
7
9
1 富永絢子 神ゆかり 2 11
13
- 3
11
0 加澤麻子
2日目の青学は東海大と対戦、好ゲームを展開した馬上にチームが続き、5-0で圧倒した。

 「今日は一人一人が勝ちたいという気持ちを強くもっていたので、5ー0という結果で終わることができたと思います。
  ファイナルゲームになっても、辛抱して攻撃したことが勝ちにつながったし、セティングになっても自分に負けず、
  我慢して最後の一本まで粘ったプレイが勝ちにつながったと思います。春季リーグに比べ、メンタル面でも大きな成長が見えました。
  明日は日体大という大きな山場、挑戦者のつもりでむかっていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。」 (服部麻衣)

本日のスタメン第2複には、一寸木監督が「大熊・中内のようなダブルスに」と期待する三輪・馬上がリーグデビュー。
共に長身からの攻撃力が武器。東日本では日体大の宇津・小森と熱戦を展開している。第1ゲームはクリアーを織り交ぜ、
強力なスマッシュを叩き込んで先取。しかし第2ゲーム以降はやや受身に回ったか。スピードが落ちてミスが増えた。
ファイナルは何とか振り切ったものの、「ただ勝つためだけ、経験の為に出したわけではない」と一寸木監督が評する通り、
義務付けられていた完勝には不十分な内容。来シーズンの主力として更なる成長を期待したい。

注目の早稲田-筑波は、早稲田が際どい勝負をものにして、1部王者の力を見せた。
筑波オーダーは、昨日の青学戦で脇田に回らず勝敗が決した事を踏まえたのか、あるいは金森が3単と読んだのか、
脇田・村松の両エースを上で投入、早めの勝負をかけた。第1単は脇田が木村の善戦を振り切って先制。
勝負の第2単は静岡星陵高時代のペア同士が激突。第1ゲームは運動量と攻撃力に優る村松が先行。
甘い羽に飛びつき、クロススマッシュで次々とラリーを切る。対する金森も試合巧者、大きなクリアーで振り、カットで切り崩す。
左利きならではの強烈なカットはフォア・ラウンド共に自由自在。持ち味の応酬で好ラリーが続き、金森が追いかける。
ゲームポイントは村松、しかし8-10から金森が粘り、一点ずつ追い上げる。やや焦りが見える村松は、ネット前でのイージーミス。
勝負どころで比較的ミスの少なかった金森が見事な逆転で第1ゲーム先制。流れを掴んだ金森は第2ゲーム序盤、
圧巻のプレーで一挙に6-0。ネット前に詰めた村松の決めのプッシュを、ことごとく読み切ってカウンター。
パターンは全て知っていると言わんばかり。村松の足が止まり、これで決まりかと思えたが、さすがは村松。
長いラリーを我慢で制すると、動きにキレが戻り、すぐに追いつく。
その後、8-7と村松リードでゲームは止まり、サービスオーバーの応酬。ここを抜け出した金森が貴重な星を挙げた。
筑波2枚看板を崩した早稲田の勝利は確定、と思われた。事実、第1複の広岡・関谷は第1ゲームを圧倒。
ところがである、筑波・磯下姉妹が大健闘。粘りのレシーブで関谷を前、広岡を後に下げ、崩し始める。早稲田はミスを連発。
ファイナルは早稲田が1点・2点とリードする接戦。筑波も良い雰囲気だったが、10から3点をリードした早稲田が優勢となる。
磯下姉妹も11-14から三度マッチポイントを凌ぎ、13-14まで詰め寄るが、最後は振り切られた。
第2複は、脇田・村松が昨日とはうって変わり、清水・金森を圧倒。
早稲田をレシーブで振り、逃げてきたところに連続スマッシュで打ち抜いた。
第1ゲームをわずか2点に押さえる強さにどよめく青学ベンチ。第2ゲームも終盤まで筑波が大きくリード。
落ち着きを取り戻した早稲田も追い上げるが、届かなかった。これで2-2。
1年生同士の3単は、早稲田・関谷が圧倒。長身から放たれるカットに、筑波・柴村は拾うことで精一杯でミスを連発。
瞬く間に勝負は決まった。青学同様、一点突破に成功した王者・早稲田の勝利だった。

日体大は苦しみながらも打ち合いを制して、専修のダブルスを突破。宇津・小森の強さはさすが。
第2複にはメンバーチェンジで東日本2位の小椋・浅原を起用する層の厚さ(スタメンは内藤・村松)。
明日の青学は激戦となりそうだ。

第三戦 9月19日(月)
早稲田大 5 - 0 東海大 日体大 5 - 0 青学大 専修大 0 - 5 筑波大
広岡まり香 2 11
11
- 7
9
0 藤原綾 岩田新菜 2 11
11
- 4
1
0 馬上愛実 井上まり 1 11
3
0
- 7
11
11
2 脇田侑
木村咲絵 2 11
11
- 8
7
0 加澤麻子 橋本麻衣子 2 11
11
- 8
5
0 服部麻衣 鶴見麻衣 0 8
3
- 11
11
2 村松瑞穂
関谷真由
佐々木彩香
2 15
15
- 10
8
0 春田衣麻
岡本望良
宇津早也香
小森美希
2 12
15
15
- 15
6
10
1 佐野志緒梨
神ゆかり
木村綾
梨木春花
1 15
10
12
- 6
15
15
2 磯下由貴子
磯下理恵子
清水陽子
木村咲絵
2 15
15
- 1
7
0 藤原綾
金建有香
内藤真実
松村咲希
2 15
17
- 12
16
0 服部麻衣
林裕佳
田中里実
田島朝美
1 15
12
0
- 8
15
15
2 脇田侑
村松瑞穂
永野陽子 2 11
11
- 5
9
0 杉谷淳美 伊藤可奈 2 11
11
- 8
5
0 神ゆかり 富永絢子 0 6
10
- 11
13
2 柴村美帆
前半戦最終日の山、青学-日体大は、日体大が5-0での圧勝、東日本の借りを返した。
オーダーは日体大第2複が小椋・浅原から内藤・松村に代わったのみの、東日本と同じ真っ向勝負。
茹だるような暑さの館内、トップ馬上は岩田に今シーズン3度目のチャレンジ。未だ勝ち星はない。
出だしこそ競り合うものの、岩田の巧みな配球とカットに崩されペースを握られる。差が出たのはスマッシュレシーブ。
多彩なで正確なリターンの岩田に対し、ラリーで崩された馬上は返すことで精一杯、甘い羽を詰められる。
得意のクリアーでも、逆に岩田に押し込められ、ラリーは徐々に単調に。岩田の術中にはまり、良い所を出せなかった。
続く服部は第1ゲーム8-8まで互角の好ゲーム、しかし勝負どころでのサーブ等、イージーミスで流れを掴めず。
第2ゲームは2-9まで先行され、一時は追い上げるも、結局はストレート負け。東日本同様、0-2となる。
青学の勝負はここから、好調の佐野・神が流れを変えるべく登場。決意がみなぎる佐野の表情が勝利を予感させる。
ゲームは中盤まで互角、前へ前へ波状攻撃の佐野・神とラリーから強打する宇津・小森。
先に抜けたのは宇津・小森、神のサービスにウエストが取られ始めたこともあり、12まで3点、4点とリード。
ここから佐野・神も踏ん張り、すぐに同点、さらに逆転に成功してで先制。第2ゲーム序盤もリード、行ける、
そんな流れになりかけた時、サービスジャッジが激化。神のサービスに対してことごとくウエストフォルト。
一気に日体大のペースに。佐野・神もすぐに取り返すものの、とにかく神サービスへフォルト判定、全く流れに乗れず。
サービスに注力するあまり、2本目以降に対応できず、ガタガタに。ゲームを失う。
ファイナルもサービスジャッジに泣いた。充分ラインを下げた神のサービスもことごとくフォルト。
たまりかねて主審に何度も詰め寄るが、結局最後まで流れを掴ず、執念で10まで追い上げるもそこまで。
チームを背負った勝負どころで、満足に試合をすることすらできず、佐野は泣き崩れた。
これで日体大の勝利が決定、青学は今後を考えて何としても2ポイントを挙げたいところ。
第2複は終盤まで互角、しかし内藤・松村の強打に、服部・林のレシーブが徐々に引き始め、逆転を許す。
引き始めると同時に、攻撃も減り、ミスが増える。第2ゲームは引き離された。
6-12、10-14から服部の執念で追いつくも、イージーミスで2度のゲームポイントをものにできず、ストレート負け。
こうなるともはや流れは日体大。神も良く粘るが、仕掛ける伊藤が強かった。
第1ゲーム8-8から抜け出されると、第2ゲームも突き離された。

 「東日本で勝った事もあり、全体的に受け身になっていました。挑戦者の気持ちがなかった。
  日体大に比べて、ここぞという時の気持ちが足りなかったし、プレーにしろ、応援にしろ、どちらも負けていた。
  練習を見直し、今日の反省点を活かして残りのリーグをみんなで頑張りたいと思います。」 (服部麻衣)

これで青学は優勝戦線から大きく後退。上位陣の対決は半分を終えたのみ、最後までベストを尽くしたいところだ。
早大は久々に広岡が単で登場、他余裕の布陣で東海大を圧倒、早々とコートを去った。
筑波はなんと専修に5-0の勝利。トップ脇田は序盤大雑把なプレーで1ゲームを落とすも、後半は圧倒。
昨日早稲田を追い込んだ磯下姉妹は、なんと専修トップの木村・梨木を下す大金星。
強打に耐え、チャンスとあらば攻撃をたたみかける積極性が功を奏した。
脇田・村松も苦しみながら田中・田島を突破。24日の日体大戦が楽しみだ。

第四戦 9月24日(土)
早稲田大 1 - 4 青学大 日体大 3 - 2 筑波大 専修大 3 - 2 東海大
関谷真由 2 7
11
11
- 11
0
2
1 服部麻衣 岩田新菜 2 5
11
11
- 11
7
4
1 村松瑞穂 井上まり 0 3
5
- 11
11
2 藤原綾
木村咲絵 0 7
8
- 11
11
2 馬上愛実 橋本麻衣子 0 8
3
- 11
11
2 脇田侑 木村綾 2 11
4
11
- 0
11
9
1 加澤麻子
関谷真由
佐々木彩香
0 1
6
- 15
15
2 佐野志緒梨
神ゆかり
宇津早也香
小森美希
2 15
15
- 8
9
0 磯下由貴子
磯下理恵子
田中里実
田島朝美
2 15
15
- 4
3
0 藤原宏美
蛭間歩美
清水陽子
木村咲絵
1 15
15
13
- 17
12
15
2 服部麻衣
林裕佳
内藤真実
松村咲希
0 9
9
- 15
15
2 脇田侑
村松瑞穂
木村綾
梨木春花
2 17
15
- 14
5
0 春田衣麻
岡本望良
永野陽子 0 3
11
- 11
13
2 神ゆかり 伊藤可奈 2 11
11
- 1
6
0 柴村美帆 富永絢子 1 11
7
6
- 9
11
11
2 杉谷淳美
四強が激突した秋季リーグ4日目、早稲田の敗退、日体大の勝利により、日体大が3季ぶりの優勝に大きく前進した。

「今日の早稲田は春季リーグ戦の優勝チームですが、主力メンバーが不在だったので勝たなければならない一戦でした。
日体大に0-5で負けてから気が抜けてしまい、今週一日目の練習は、ただこなしているだけになっていました。
主務の佐野が、こんなのでは勝てないよ、と言い、私自身も気付かされました。
翌日はみんなの気持ちも一点、まとまることができたと思います。今日はそれを試合に出すことができました。
負けたら、誰かが埋める、苦しい時は皆で励まし応援する。これだけは明日も徹底したいと思います。
明日は4年最後のリーグです。全力を出し切り、チーム一丸となって、インカレにつなぐ試合をしたいと思います。」 (服部麻衣)

早稲田はインドネシア遠征中の日本代表・平山に加え、単複主軸の金森が故障で離脱。青学は勝たねばならない試合。
トップは春と同じく、服部-関谷。前回、関谷の高さと攻撃力に完敗した服部は一転、絶妙な配球で攻撃を封じ、先制。
ところが第2ゲーム、さらに配球にこだわった結果、ミスが増えて裏目に。ミスがミスを呼び、一気に崩れた。
続く馬上は東日本で敗れた木村と対戦。今リーグ、自滅気味の負けが続く馬上だが、この日は一転、
持ち味のクリアーとアタックで力強いラリーを展開。両ゲームとも終盤の苦しい競り合いを抜け出し、流れを引き寄せた。
佐野・神は、勢いに乗れば怖い一年コンビと対戦。開始後すぐにサービスジャッジが付き、嫌な空気が漂う。
しかし、「しっかり練習してきました」と笑う神は、一度もサービスフォルトを犯すことなく、逆に早大・佐々木にフォルト。
試合は次のレベルに達しつつある佐野・神が攻撃で圧倒した。
第2複は接戦、早稲田は本来のペアではないが、上手さの際立つ清水が牽引、白熱の接戦を繰り広げる。
第1ゲーム青学14-12とリードするも、すぐに追いつかれセティング、ミスの少なかった青学が先制した。
第2ゲームも青学12-10とリードするが、サーブミスから一挙に逆転負け。3単には広岡が控え、これを落とせば苦しいところ。
ファイナルは青学の糸が切れる。序盤3連取されると、焦りからミスを連発、足が止まり翻弄される。一挙に0-8。
流れは一気に早稲田。ところが勝負とは分からないもので、エンド交代を機に開き直った青学が逆襲。
ラリーがつながり始めると、リードしている早稲田にミスが増える。青学の足が動き始め、攻撃が息を吹き返す。
あっという間に、13-8と逆転に成功する。勝利は目前に見えたが、ここで勝ちきれないのが、今リーグの弱さ。
再びイージーミスから流れをパタリと失う。全く足が動かず、それまでの逆転劇が嘘のような展開で、瞬く間に13オール。
焦りは早稲田も一緒。13オールで止まると、最後はミスが比較的少なくできた青学が振り切った。
最終単は神が、広岡から代わった永野を振り切り、僅かに可能性を残した。
「向かって行く気持ちがまだまだ足りない。相手にもらった点ばかり。
しかし(勝利を挙げ)春から徐々に順位を上げてきた成長は評価できる。」と一寸木監督。

一方の日体大-筑波は、この日も筑波・村松の単がキーとなった。
その村松はトップで岩田と対戦。序盤から村松がスピードと攻撃力で圧倒。岩田はついていくことができない。
終盤まで岩田を僅か1点に抑え込む。しかしながら波の激しさが村松の泣き所。ミスからポイントを与え、逆襲のきっかけを与える。
第2ゲームはエンジンのかかってきた岩田が粘り、競り合い。逆に村松は失速、7本で流れを失った。
この岩田の大きな先制ポイントで、脇田・村松の一角を崩した日体大の勝利が決まった。
続く脇田は第1ゲーム8オールからスピード感溢れるな攻撃で抜け出し、橋本を下す。
前日までの活躍から、期待された磯下姉妹は中盤まで良く粘り健闘。だが相手は東日本2連覇の宇津・小森。
攻撃力で要所を抑えた日体大コンビが貫禄の勝利。
脇田・村松が内藤・松村を下し、勝負は3単へ。筑波・柴村も意地を見せ、第2ゲーム中盤まで粘るも、伊藤は強かった。
これで日体大は単独首位の4戦全勝。最終日に早稲田戦を残すも、早稲田布陣を考えれば優勝は決定的。
筑波は存分に力を見せつけたが、あと一歩が足りなかった。インカレが期待される。

第五戦 9月25日(日)
早稲田大 1 - 3 日体大 青学大 3 - 0 専修大 東海大 1 - 3 筑波大
関谷真由 0 5
1
- 11
11
2 岩田新菜 馬上愛実 2 4
11
11
- 11
4
9
1 木村綾 藤原綾 0 4
4
- 11
11
2 村松瑞穂
木村咲絵 0 8
4
- 11
11
2 橋本麻衣子 服部麻衣 2 11
13
- 6
10
0 鶴見麻衣 杉谷淳美 0 6
1
- 11
11
2 脇田侑
広岡まり香
関谷真由
2 15
15
- 10
7
0 宇津早也香
小森美希
佐野志緒梨
神ゆかり
2 15
15
- 4
3
0 水間可奈
梨木春花
春田衣麻
岡本望良
2 15
15
- 12
12
0 磯下由貴子
磯下理恵子
清水陽子
木村咲絵
1 15
9
7
- 12
15
15
2 内藤真実
松村咲希
服部麻衣
林裕佳
0 7
14
- 15
9
1 田中里実
田島朝美
杉谷淳美
蔵本麻子
0 8
3
- 15
15
2 脇田侑
村松瑞穂
永野陽子 打ち切り 伊藤可奈 神ゆかり 打ち切り 富永絢子 加澤麻子 打ち切り 柴村美帆
日体大の全勝単独首位で迎えた最終日、早大-日体大の結果次第では、僅かながら青学にもチャンスが残る。
結果は日体大が早大を振り切って全勝優勝。青学は春から一歩前進の準優勝となった。

「今日は監督不在の中で戦わなければならなかったのですが、皆で気持ちを一つにして頑張ろうと話をして試合に臨みました。
第1単の馬上は1ゲームを取られながらも、第2ゲームをしっかり奪い返します。ファイナルも厳しい競り合いの中で攻めの気持ちを
忘れずに戦い、勝つ事ができました。次につながる1勝でした。
第2単の私も、馬上に続こうと、第1ゲームを5点で先取します。第2ゲームはサービスの1本目から決めようとしてしまい、
自分からのミスが目立ち、7-2まで離されます。馬上があれだけ頑張ったのだから、私も頑張らないといけないと、
必死になり、逆転勝ちをすることができました。
第1複の佐野・神は圧倒的な強さで相手をねじ伏せました。相手に攻撃を許さないプレーで向かっていく二人の素晴らしい姿勢は、
チーム全員が見習なければなりません。
結果は3-0で勝って準優勝でしたが、春季リーグ戦からは成績が上げることができました。
今回の反省点を活かして、インカレまで頑張りたいと思います。応援して下さった皆様、ありがとうございました。」 (服部麻衣)

早大-日体大戦は今日も日体大の岩田・橋本の両シングルスが流れを決めた。
東日本でも激戦を繰り広げた両校。しかし今日は優勝にかける日体大の想いが強かった。
トップは東日本と同じく岩田-関谷。東日本では関谷が勝っている。
序盤は競り合い、中盤からは圧倒的な運動量と、フェイントの効いたリバースカットが次々と沈めた岩田が抜け出した。
続く橋本も、競り合いの第1ゲームを終盤から抜け出すと、大きくガッツポーズ。第2ゲームは圧倒した。
大声援に押される日体大、まさに気持ちの勝利だった。
踏み止まったのは早稲田。広岡・関谷の攻撃が爆発、キレのあるショットで宇津・小森を押し込む。
広岡の前と関谷の後がかみ合った時は本当に強い。終始ペースを握り、1ポイントを返す。
第2複も1ゲームは早稲田ペース。大きなレシーブから内藤・松村を崩して先取。清水のパターンだ。
ところが第2ゲームは一転、逆に日体大がレシーブから入る。スマッシュを大きくリターン、後衛を振り、前への甘い返球に飛び込む。
流れは日体大に。ファイナルもペースは変わらず、一年生コンビが優勝を決めた。
今回の日体大優勝は、特に岩田と橋本の貢献が大きかった。筑波・村松を下した岩田。
筑波・脇田以外を全勝で終え、安定したポイントをもたらしたMVPの橋本。単複完全分業、日体大の層は厚い。

最終順位は、日体・青学・早稲田・筑波・専修・東海。インカレも上位四校が優勝争いに絡みそうだ。
現在最も安定している日体大、追うのは青学・筑波、早大は金森復帰が間に合うか。名古屋が楽しみだ。

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