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| 2004年 第55回 全日本学生選手権 |
結果概要
団体
青学男子:16強 青学女子:3位
男子 優勝:日体大 準優勝:日大 3位;中大 近大
女子 優勝:つく国大 準優勝:日体大 3位:青学大 早稲田大
個人
青学男子単 柴原:2回戦敗退
青学女子単 服部:16強 林:2回戦敗退 神:2回戦敗退
青学男子複 諸多・柴原:16強 守田・松本:2回戦敗退 吉川・秋武:1回戦敗退
青学女子複 田井・服部:準優勝 波多野・馬上:8強 林・三輪:3回戦敗退 佐野・神:2回戦敗退
男子単 優勝:劉(日体大) 準優勝:佐伯(日大) 3位:井上(中大) 鈕(近大)
女子単 優勝:梅津(つく国大) 準優勝:平山(つく国大) 3位:村松(筑波大)
後藤(立命館大)
男子複 優勝:川前・新開(日大) 準優勝:小宮山・平田(日体大) 3位:米・川口(日体大)
岩脇・土田(日大)
女子複 優勝:梅津・綿引(つく国大) 準優勝:田井・服部(青学大) 3位:早川・黒田(立命館大) 清水・金森(早大)
結果詳細 (PDF形式、提供:関東学連)
タイムテーブル
概要
男子 団体戦 トーナメント 詳細
個人戦 16強以上 単 複
女子 団体戦 トーナメント 詳細
個人戦 16強以上 単 複
インタビュー
女子主将 田井紀子
広島大学戦と東京女子体育大学戦では出た人全員が持ってる力をすべて出し切ることができました。
準々決勝の浅井学園戦では、第一単の馬上がファイナルで逆転勝ちし、チ―ムにいい流れを運んでくれました。
惜しくも負けてしまった波多野、馬上のダブルス、服部のシングルも全てファイナルにもつれ込むなど次に繋がる試合を
したと思います。そして佐野、神のタブルスも神のシングルもしっかり取り、みんなで勝利をおさめる事ができました。
明日もみんなで勝利をつかみとりにいきたいと思います。 (10/9 浅井学園との激戦を制して)
本日のつく国との試合、結果的には3―0で負けてしまい試合内容も決してよいものではなかったと思います。
しかし、これまで一年間の団体戦の中で、今日が一番、チ―ムが、試合に出てる人も出てない人も気持ちが一つとなり、
試合に望めたと思います。このメンバーで団体戦はもうありませんが、後輩はまた優勝目指して頑張ってほしいです。
ご声援ありがとうございました。 (10/10 準決勝でつく国大に敗れて)
団体で優勝という結果は何一つ残せませんでしたが、この9人のメンバーで戦えた事を誇りに思います。
特に秋季リーグ戦で、支えなければならないキャプテンの私が怪我をしてしまい、逆にみんなに支えてもらいました。
これでみんなの団結力が深まったように思います。
そして迎えたインカレでは、優勝こそ手は届きませんでしたが、全員が持っている力を充分に発揮できたと思います。
結果は良い結果とは言えませんが、私にとっては優勝に値するくらい一人一人が頑張ったと思います。
この一年間、多くの方々のご声援が力になりました。本当にありがとうございました。
今後とも青学バドミントン部をよろしくお願いいたします。 (10/14 インカレ終了後、激闘のシーズンを振り返り)
戦況
団体戦 青学男子 青学女子+準決勝・決勝 男子決勝 (協力:服部、青山)
青学男子
男子は初戦の久留米大戦を、吉川・秋武が落としてしまうものの、3-1で完勝して突破。
8強入りを賭けて、昨年のインカレで法政を喰って8強、関西リーグ2位の立命館に挑む。
夏の関西遠征では互角。2面展開で始まった第1・2単は第1単が青学・諸多‐立命館エースの車。
主将・守田が勝負と見た第2単には、粘りの青山を起用して、初戦の明治戦で疲れの見える田中にぶつける。
先の入れ替え・筑波戦で一皮剥けた感のある諸多はこの日も好ゲーム。キレのある鋭いショットの車に対して、
ミスのないラリーで粘り、ほぼつけ入る隙を与えず第1ゲームを奪う。第2ゲームは5−10とリードを許すも、
ここから集中力を発揮。巧みな配球で車のミスを誘い、見事な逆転勝ちで流れを引き寄せる。
第2単は序盤、青山が得意の長いラリーで流れを握るが、田中も八代東らしい粘りのプレーで集中力を切らさない。
田中は逆にラリーの中での鋭いショットで青山を崩して、第1ゲームを奪う。第2ゲームは負けられない青山が
再びリードを奪うも、田中の巧みなネットプレーに徐々に苦しい展開。終盤の勝負どころでも浮き足立つ青山に対して、
一本一本、拳を握り締めて自らに言い聞かせる田中が上回った。第1複は守田・松本と車・竹川。一進一退の好ゲームで
ファイナルへ。遅れて始まった第2複の諸多・柴原はミスが多く第1ゲームをあっさり落とす。第2ゲームは攻撃のペース
を握って12−4と大量リードするも、ここからあっさり逆転を許して、まさかの敗退。ファイナル中盤まで互角の第1複
だったが、第2複の決着で立命の押せ押せに。守田の必死の追い上げもむなしく、最後のショットはネットにかかった。
放った瞬間、その羽根の短さを感じて、想いが巡ったという守田。
東日本3位の青学は、第3単生涯無敗の守護神・守田へ繋ぐ事無く、16強でその挑戦を終えた。
青学女子+準決勝・決勝
2004年のシーズン、関東四強による覇権争いは舞台を千葉に移して最後まで続いた。
準々決勝では早稲田大が東海女子大を一蹴、つく国大は3−2で立命館大を、日体大はルーキー伊藤の活躍で、
3−2で龍谷大を下す。そして青学は5試合中、4試合がファイナルにもつれるも浅井学園大を3−2で制した。
関西勢の挑戦を退け、奇しくも女子団体の準決勝は関東四強による秋リーグの再現となる。
青学の相手は今季3度目となる、そして唯一勝星のないつく国大。つく国は秋と同じく梅津・平山を上に集める。
対する青学は、服部、馬上、佐野・神、復帰した田井・服部、神。第1単の服部はエース梅津を相手に序盤から飛ばして
好調な出だし。ミス無い大きな配球で積極的に梅津を回して攻める。これはちょっと期待できるかも、そんな雰囲気。
しかし中盤からの梅津は強かった。服部もラリーでは負けないが、崩して決めにかかるのは常に梅津。
結果は5本、2本に押さえ込まれるも、次につながる試合であった。平行する勝負の第2単・馬上は春に続き平山に挑む。
平山の鋭いカットと多彩なネット前に対して、馬上はなんとか崩そうと前を多用。これが逆に平山のペースに。
第2ゲーム、一寸木監督から馬上への指示はエンドいっぱいのクリアーとスマッシュ。苦しい時でもクリアーで粘り、
強烈なスマッシュで馬上が逆襲。シーソーゲームを抜け出し、フィアナルへ。焦りの見える平山を押して行きたいところ
だったが、馬上が攻めの姿勢に徹し切れず、再び平山の配球にはまってしまう。馬上も必死に喰らいつくが、ダイブも
空しく4本で敗れ、涙を流した。これでつく国リーチ。第1複の佐野・神は秋に為す術なく完敗した梅津・綿引に再挑戦。
第1ゲーム、守れば梅津の前衛に、打てば果てしない鉄壁のレシーブに阻まれ4本で落とす。しかし、これでいける感触
を掴んだという佐野。鉄壁のレシーブに真っ向勝負を挑む。ターゲットは綿引。クリアーとカットを織り交ぜ打ちまくる。
一方、ゲームを重ねるごとに成長する綿引も強い。打ち切れば青学、守りきってミスを誘うか崩せばつく国がポイントを
重ねて行く。1ラリー1ラリーが実に数分に及ぶ壮絶な打ち合い。隣の早稲田‐日体大戦はとっくに終了。時折「我慢!」
「がんばれ!」と声が響く、緊迫した静寂の中で、羽根を弾く音と四人の息遣いが永遠と続く。8,9オールとポイントを
重ねる。10オール、それまでで最も長いラリーをつく国が制すると青学の足が止まる。サイドでタオルを取る青学に対し、
つく国は審判の勧めを拒否してコートに立ち続ける。機械のように反復される正確なショットと、尽きる事の無い体力は
かつての常総学院を彷彿させる、まさにバドミントンサイボーグ。このラリーで流れは決定的となり、田井主将の出番を
迎えることなく青学は敗れた。青学の春秋優勝、インカレ制覇は三度つく国の前に砕けた。
早稲田‐日体大戦は日体大が伝統の強さを見せる。早稲田は故障から復帰した平山優が阿部を圧倒して先制。
しかし今日の日体大は気迫はすごかった。勝負と見られた第2単では日体大・岩田が広岡に完勝。さらに最近不発の
宇津・小森、田村・橋本が早稲田の強力な2本の複、清水・金森、橋本・広岡につけ入る隙を与えず、勝負を決めた。
今季、強力なルーキートリオを擁して、トップチームに踊り出た早稲田の主将・橋本。1・2部を行き来してきた大学生活
最後の年に春2位、東日本優勝、秋優勝。「私、2部優勝も1部優勝も経験したんですよ!」秋リーグ終了後にこれ以上
ない笑顔で語ったシンデレラガールのサクセスストーリーは、日体大という名の伝統の前に、エンディングを迎えること
なく、潰えた。
決勝のつく国大、小島監督は綿引、平山を連戦させる2面展開ならではの思い切ったオーダーに。
勝負はつく国大・梅津と日体大ルーキーの伊藤で始まる。全く疲れを見せる事のない梅津が、正確なクリアーと鋭い
カットで翻弄。4本、1本で圧倒して先制。第2単は日体大・岩田に対してつく国が平山を下げ、綿引を当てる。
小柄ながら粘り強いラリーが身上の岩田に対して、綿引もひたすら上げ、拾いながら粘る。競り合いの第1ゲームを
岩田が7本で奪うと、糸の切れた綿引の足が止まり、疲れを見せる。これを岩田がラブで奪い1−1に。
第1複、つく国大ははその綿引と梅津を連戦でもって来る。対する日体大は宇津・小森。攻撃力のある宇津・小森が
鉄壁の梅津・綿引をいかに攻略するか注目された。始まってみれば、序盤でつく国レシーブの前に宇津・小森の心が
折れ、ミスを連発。あっけないほどのワンサイドゲームで敗退。恐るべしバドミントンサイボーグ。わずか1ヶ月前の
東日本個人で四回戦負けとは思えない成長ぶりだ。 第2複はつく国が平山・中川、日体大が田村・橋本。ここは
橋本の強烈なスマッシュが光る日体大が圧倒。2−2に。最終単は連戦のつく国大・平山と日体大・阿部。主将同士の
対決はプライドの対決に。劣勢と見られた阿部が良く戦い第1ゲームを7−3とリード。しかし、ここから平山の高い身長
から繰り出されるクリアーとカットの術中にはまり、逆転を許す。第2ゲームも平山が阿部を揺さぶり、終始リードして、
実に5年ぶりとなるつく国大の優勝を決めた。
昨年までは梅津・平山だけのチームだったが、今年は綿引の成長がチーム力の向上に貢献した。混迷の2004年を
最後に制したのは春優勝の日体大でも、東日本・秋優勝の早稲田大でもなく、それらを下した青学が、唯一勝てなか
った、つくば国際大学だった。
男子決勝 日大‐日体大
今年も最後はこの2強だった。準決勝では日大が中大を苦しみながら下し、日体大が、打倒関東に燃える近大を
合流した劉とルーキー古財の活躍で下す。昨年は茂見の神がかり的な活躍で日体大が勝利。インカレに強い日体大。
一方、最強日大に唯一つ足りないインカレタイトル。ドラマは再び起こった。
第1単は日大・新開‐日体大・劉の両エースが激突。インカレに照準を合わせてきた劉が強烈なスマッシュで主導権、
第1ゲームを奪う。競り合いの第2ゲームも劉が要所で得点を重ねて8−4とリード。ここでネット前のプッシュを決めた
新開がタッチネットを取られ、流れが変わる。新開のミスが続き一方的になると、最後は劉のスマッシュがストレートに
突き刺さって勝負を決めた。
第2単は日大・佐伯に日体大・ルーキー黒瀬が一歩も引かない好ゲーム。今年のルーキーは男女ともハイレベル。
第1ゲーム13オールから佐伯のロブアウトで黒瀬がゲームポイントを握るも、佐伯がすぐに追いつき、1点も与えること
なく先制。第2ゲームは佐伯が6−0とリードするも、黒瀬がミスを誘い8オール。さらに攻め立てる黒瀬が14−11と再び
ゲームポイント。追いすがる佐伯を鋭いカットで食い止めてファイナルへ。負けられない佐伯はここからスピードアップ。
5−0とペースを掴むと、必死に食い下がる黒瀬を振り切って7本で貫禄の勝利。1−1に。
第1複は日大が川前・新開、日体大は故障から復帰した米・川口の好カード。序盤から一進一退で動かない。
しかし、5−3、8−5、11−8と日大リードでゲームが進む。結局第1ゲームは8本で日大。第2ゲームも序盤の競り合いを
抜け出した川前・新開が12−5とし、日体大の追撃を打ち切った。終盤から徐々に差の開く、緊迫したゲームだった。
第2複は日大が岩脇・土田、日体大が小宮山・平田。日大優勢だが、準決勝の中大戦で敗れ、不安を残す。
第1ゲームは日大が攻め続けて、日体大の追い上げをかわして先制。第2ゲームには入ると、疲れの見える日大に対し、
逆に日体大が攻めて10−5。日大も9−12まで追い上げるも勝負どころでミスが出てファイナルへ。ファイナルは3−3
まで互いに1本ずつ取り合う緊迫した展開。ここから日体大が6−3とするも、すかさず日大が5−6に。勝負どころと見た
日体大は手を緩めることなく攻め続け8−5と折り返す。流れを決めたのは平田の強打。フェイントを織り交ぜた攻撃が
次々にきまり、一気に勝負を決めた。
最終単は日大の誇るスター・川前と、準決勝最終単で近大・銭谷を下した日体大のルーキー古財。いかに急成長中の
ルーキーとはいえ川前には、やはり日大だ。これが大方の見方だっただろう。だが勢いに乗るルーキーに対して、複の
疲れを残す川前は劣勢。序盤から古財が7−3と圧倒。川前も徐々に追い上げ9−6に。ここが勝負どころ。実に9回もの
サービスオーバーを経て、スコアは川前に傾いた。勢いに乗る川前が9オール。来た!誰もがそう思った。しかし、
シャトルは古財に微笑んだ。圧倒的な川前の流れを、古財の放ったネットインのヘアピンが断ち切る。これをきっかけに
古財が一気に攻め立て第1ゲームを奪う。第2ゲームも序盤は古財。川前もペースを戻して7−3と逆転。ここから、川前
の疲れを見て取った古財がカットで川前を前に引きだし、崩しにかかる。川前のミスにも助けられ、今度は古財が10−7
と逆転。意地を見せる川前が追い上げ10オール。攻め続ける古財が流れを引き寄せ13−10。川前のヘアピンがネット。
14−10と古財がマッチポイント。最後は川前の羽根がネットを越えず、古財が大金星を挙げると共に、
歓喜の日体大三連覇を決めた。
今年の日大は強かった。他大なら一部校でも即エースとなれる人材が控えに回る層の厚さ。単複偏りのない、どこから
でも取れる総合力。日本の将来を担う4年生、川前・新開の存在。例え日体大に劉がいようとも、その強さは揺ぎ無い
はずであった。しかしドラマは再び起こった。ゲームの中で成長する強さ、勢い。それは挑戦者たる日体大が持ち、
王者たる日大に欠けていたものなのかもしれない。
青学個人戦(初日を中心に)
男子エースの守田・松本は初戦の近大を苦しみながらも突破。2回戦では西日本8強の福岡大ペアと対戦。
九州出身の守田にとってはジュニア時代から対戦し、手の内を知られるやりにくい相手。1,2ゲームとも序盤は
主導権を握るも、中盤からは押さえ込まれストレート負け。これまでのどんな強豪相手に対しても突破口となって来た、
守田のカットとスマッシュを織り交ぜた崩しへの、福岡大の落ち着いた対応が印象的だった。
団体戦で手痛い敗北を喫した諸多・柴原は気持ちを新たに積極的な試合。シードで、初戦となった2回戦を圧勝。
3回戦では強敵のの近大を、受身になることなく攻め続け、持ち味を充分発揮しての価値あるベスト16進出。
試合後は充実の表情で、オールジャパンを賭けた、日体大戦への熱意を見せた。
東日本絶好調だった吉川・秋武だが、インカレでは今ひとつ。第1ゲームの接戦を制するも、その後は弱気な展開。
女子は秋季リーグで負傷した田井・服部が、一本一本感覚を取り戻しながらの復帰。左足のサポーターが痛々しい
田井だったが、狙われ回される。 しかし持ち味の豪快なスマッシュは健在。長いラリーに耐え、スマッシュを打ち切って、
タイトルへ向けてまずまずの出だし。
田井・服部離脱後の青学を必死に支えてきた波多野・馬上は、波多野が腰を痛めで団体初日の時点で大ピンチ。
歩行困難で出場すら危ぶまれたが、オールジャパン8強のプライド、最終戦への想い、高橋ドクターの懸命の処置で
コートに。初戦の東女体大戦から非常に苦しい展開だったが、そこはルーキー馬上が後ろで打ちまくりカバー。
「一回止まったら、二度と動けなくなっちゃう」とインターバルでもステップを踏み続けて耐えた波多野を、馬上が支えて
16強へ進出した。
林・三輪はついにブレイク。今季、不安定さと弱気でなかなか勝てなかったが、試合を通じてで大きくレベルアップ。
山場の2回戦で、滋賀女子トップダブルスを無心に攻め続け、尻上がりに攻撃のペースを上げる。第2ゲーム以降は
つけいる隙を与えない、完璧なゲーム。3回戦の日体大戦でも勢いに乗り、第1ゲーム終盤まで主導権を握る。
日体大ペアの巧さの前に、逆転負けを喫するも充実の内容だった。来期は期待してください!
今年度青学複の中核としてチームを支えるも、個人では結果に恵まれず、まさしく無冠のエースの佐野・神。
インカレこそはという想いもあったはずだが、なんという組合せか、2回戦でつく国大の梅津・綿引。
秋リーグ優勝を賭けた最終戦で惨敗、インカレ準決勝で手応えを掴みつつもストレート負け。そして3度目の正直。
3度、長い長いゲームへ突入する。きっかけは掴んでいた、どれだけドライブに持ち込めるか。綿引をドライブで崩し、
カバーに入る梅津のミスを誘う。鉄壁のレシーブが綻び始める。逆転で第1ゲームを先制。
第2ゲームは落とすも、ファイナルは再び僅差で追いかける長い展開。追い上げ追いつく、11オールとするも、
このドライブ戦を落として流れを失ってしまう。男子を含めた会場の3回戦が全て終了しようとする中、2時間に迫ろうか
という長い2回戦は、つく国大の勝利で終わった。終えてみれば3冠の梅津劇場となったインカレだったが、その梅津の
団体個人単複全試合を通じて、勝負らしい勝負をできたものがいない中、唯一、セットを奪い追い込んだ佐野・神。
事実上の決勝だったとの声も聞こえる中、2回戦敗退という屈辱をバネに、来年の台風の目となる事は間違いない。
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