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| 「血湧く週末」 |
[2004年秋季リーグ戦前半を振り返って] 一寸木女子監督
初日の日体大、2日目早稲田大、3日目筑波大と対戦、3連勝とやや出来過ぎの結果で前半を終了した。
今年の青学はエース不在の全員野球ならぬチーム全員一丸の戦いを展開している。
その中でも前半は複での佐野・神ペアと単の服部の活躍が特筆される。
分けても前半のポイントとなる試合は、日体大戦の第1複、
田井・服部ペアが1G先取のあと2Gに田井が足を痛め、途中棄権で対戦スコアは1−2のビハインド。
第2複佐野・神ペアに対するは宇津・小森ペア。同ペアは東日本複の優勝ペア。
田井のアクシデントで浮き足立った佐野・神は出だし0−9と瞬く間に失点。
しかし、そこからが今年の佐野・神ペアの真骨頂、巧みな配球で相手を揺さぶり、
長いラリーを確実にポイントに繋げ、15−12と逆転。
2Gも焦れた相手のミスを誘い15−11と勝利し、対戦スコアを2−2として第3単に繋げた。
一方の単は、2日目早稲田大戦第2単、服部はこれまで、神、馬上と青学の単の要をワンサイドで退け、
暗に苦手意識が芽生えてきた1年の金森選手と対戦。
服部は立ち上がりから組み立てられた絶妙の配球でラリーを支配、1G、2Gともほぼ相手に付け入る隙を与えず、
2Gを先取して、早稲田大戦勝利の原動力となった。
前半は、春リーグ以降単の強化の結果が多少表出して来ていると捉えている。
これはいずれも勝利のための2ポイントを単で上げている点に見られ、最近の青学には見られなかったケース。
一方、田井の怪我にもよるがこれまで青学がポイント源としてきた複が日体大戦、早稲田大戦とも1−1と、
複でのポイントで差別化が難しくなって来ている。
加えて前年度まであった複での1桁失点のワンサイドゲームが見られなくなっているのが特筆される。
リーグ後半は、春リーグにいずれも敗退している専修大、つく国大と厳しい対戦相手を残し、
順位を大きく左右することが予想される。
具体的には、専修大、つく国大戦とも複での対戦結果が鍵となると思われる。
また、他校の対戦で順位を左右するのは日体大vsつく国大戦が注目カードとなる。
いずれにしても上位4校に優勝のチャンスが残された。
戦前の予想以上の混戦リーグは、チーム当事者としても、血湧く週末と秋リーグを制覇する意味の大きさを感じている。
青山学院大学女子バドミントン部 監督 一寸木
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